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フィンテック エコシステムとのコラボレーションとその活用方法

※本稿は Scale to revenue: How to leverage fintech solutions to drive growth を翻訳し、一部加筆したものです。

RomanChwyl_headshot

マイクロソフト マネージングディレクター フィンテック
Roman Chwyl

GeraldRhee_headshot

マイクロソフト 米国プライベートキャピタルチーム プリンシパル
Gerald Rhee

RomanとGeraldは、適切なテクノロジーパートナーがどのようにスタートアップエコシステムを変えることができるかを説明します。

コミュニティと社会的責任に注意を払う組織は、成長、牽引力、従業員の忠誠心を得る可能性がはるかに高くなります。実際、「2019 Aflac Corporate Social Responsibility Survey」1 によると、消費者のロイヤリティを獲得する可能性も高く、77% の消費者が社会的責任を重視している企業から購入する意欲を持っています。このことは、「危機における責任あるリーダーシップに関する従業員の視点」2、従業員の 95% が、ビジネスは従業員から顧客、そして事業を行う地域社会まで、すべてのステークホルダーに利益をもたらすべきと考えていることからも裏付けられています。そして、これらの統計は、ある重要な要素を指摘しています。

特に、後発のフィンテック企業は、金融の世界と消費者の金融への関わり方を大きく変えようとしています。しかし、この信頼を確立することは、市場に登場したフィンテックが直面する主要な課題の 1 つです。

もう 1 つは、規模です。リスクとコストを最小限に抑え、顧客の喜びと従業員のエンゲージメントを維持しながら、基幹システムのスケーラブルな近代化を実現するスマートなソリューションを見つけなければなりません。これらを両立することは非常に複雑な作業ですが、不可能ではありません。

コラボレーションによるフィンテックのスケールアップ

そしてまた、銀行口座を持たない人や銀行を敬遠する人が、より伝統的な銀行ソリューションを利用する人と同じように世界と豊かに関わることができる金融ソリューションを利用できるように、政府と大企業が支援しなければならない曲芸でもあるのです。

Deloitte3 が指摘するように、大企業がフィンテックをスケールさせるために協力することは、スタートアップの停滞を避けるためだけでなく、双方が利益を享受するために不可欠となっています。顧客はワンストップショップを求めていますが、同時に、より速く、より創意に富み、管理負荷の低い軽快なフィンテックソリューションへのアクセスも求めています。中小企業は、インフラと可能性を真に拡大するために必要なテクノロジとサポートへのアクセスが認められれば、リーチ、コスト効率、顧客満足の各項目をチェックすることができるようになるのです。

そこで、信頼と社会的経済が重要な役割を果たすことになります。テクノロジを導入することと、フィンテックの拡張や信頼できるパートナーとの提携による収益の加速に特化したエコシステムに入ることは別のことです。後者は、新興企業が成功するための空間です。また、厳しいリスク パラメータとガバナンスの義務の範囲内にとどまりながら、ビジネスを行うための新しい方法を実験、調査、および発見することもできます。適切なテクノロジ パートナーを選択することは、適切なスキル セット、投資、市場を見つけることと同じくらい、スタートアップの挑戦の一部になっています。

マイクロソフトが金融テクノロジを強化

テクノロジ エコシステム市場を支配する 3 つの巨人があり、Azure クラウド プラットフォームと包括的なサービス スイートを備えた Microsoft は、企業の型から抜け出すことに関して先導してきました。マイクロソフトは最近、その社会的およびコミュニティ支援プログラムを一貫して進化させてきたことが評価され、世界で最も社会的責任のある企業トップ 6 4 の 1 つに挙げられました。ニューヨーク タイムズ5 が最近の記事で指摘したように、同社は長年の成功により、技術における倫理的なリーダーシップに関して王道を歩むことができるようになりました。

マイクロソフトは、大企業に利用されてきたテクノロジを、3 人の社員と夢を持ったフィンテックのスタートアップ企業に転化させながら、この問いに答え続けているのです。データベース管理、企業資源計画 (ERP)、オフィス、電子メールなど、あらゆる分野にまたがるソリューションは、以前より費用対効果が高くなり、この節目をとっくに過ぎたメガエンタープライズと同様に、拡張性のある新興企業のシステムを容易に動かすことができるようになりました。ゲーム業界への大規模な投資と買収、LinkedIn への進出、検索と広告へのスマートな動きにより、マイクロソフトは、規模にかかわらず、あらゆる組織の目的に合ったソリューションとデジタル タッチポイントの提供を支援することができます。そして、マイクロソフトの文化は、社会正義、多様性、インクルージョンにしっかりと焦点を当て続けています。

“PitchBook Emerging Tech Research on Fintech”6 – 四半期ごとの金融サービスのスナップショットは、過去 18 か月間にデジタル化に向けて着実に変容しており、これは急速に成長するフィンテック新興企業のエコシステムに計り知れない利益をもたらしています。また、フィンテックは、競争の激しい市場における破壊的な優位性として、自動化、AI、機械学習の活用に注力していることがわかっています。

フィンテックの分野では、マイクロソフトは、信頼を定着させ、一貫した持続可能な成長を可能にするシステムの構築を支援することで、十分なサービスを受けていない人々を助けようとしている企業との協力に尽力しています。デジタルバンキングの自動化、クレジット機能の提供、ロイヤルティ プログラムの構築、グローバルな決済プロセスの変革などを支援するブティック型プラットフォームを支えているのです。また、マイクロソフトは、自分たちのソリューションで変化をもたらすことに注力しているフィンテック、つまり、人々を制限する境界線を壊し、その代わりに機会を作り出そうとしているフィンテックに細心の注意を払っているのです。

このため、マイクロソフトとウォルマート (英語) はすでに未開拓の地域に焦点を当てたソリューションの構築で提携し、フィンテックが顧客にラストマイルの価値を提供するために活用できる API のエコシステムを構築しています。2018 年、同社の月間顧客数は 2 億人で、そのうち 2,000 万人は現金主義者で非正規雇用者です。以前はフィンテック サービスがなかったような顧客とのこのレベルのつながりは、デジタルの価値と、コミュニティと生活を変えるためにその潜在能力を利用することにあることを強調しました。

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ビジネスの未来は、それが大企業であれ中小企業であれ、人の価値を認め、テクノロジを使って地球上のすべての人の生活を変えることの重要性を認識する起業家やリーダーの手に委ねられているのです。

12019 Aflac Corporate Social Responsibility Survey (英語)
2Employee Perspectives on Responsible Leadership During Crisis, Porter Novelli (英語)
3The FinTech Dilemma: When to scale up your business?, Deloitte (英語)
49 Socially Responsible Companies to Applaud, Classy Blog (英語)
5Microsoft Tries a New Role: Moral Leader, New York Times (英語)
6Emerging Tech Research on Fintech, Pitchbook (英語)

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