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【ニュース 9 月号】官公庁・自治体向けの最新情報

打ち合わせを行う男女

日本マイクロソフトから官公庁・自治体および独立行政法人などの公共部門に従事される皆様へ最近、世の中で話題となっているトピックスや IT トレンドを中心に弊社の活動をお知らせいたします。

  1. 話題のキーワード
    • SDGs
      SDGs/Sustainability (持続可能性)脱炭素社会、新たなエネルギー開発、世界のお金が ESG 投資に向かう、などの言葉を連日目にします。持続可能性とデジタル トランスフォーメーションはどのような関係があるのでしょうか。
      マイクロソフトの取組みも合わせてほんの一部をご紹介します。
  2. 今月の新着事例
    • 佐賀県
      地域の企業の DX を推進するためプログラミング人材育成に取り組む佐賀県が、画像認識の AI モデルを作成するハッカソンを実施
    • 独立行政法人国際協力機構 (JICA)
      コロナ禍の早期事業復旧でリモートワーク環境の整備が鍵に Microsoft Teams の定着を組織文化が加速させ半年で環境を刷新
  3. イベントのご案内
    • Microsoft Digital Trust Seminar 2021

1. 話題のキーワード

SDGS/Sustainability (持続可能性)
脱炭素社会、新たなエネルギー開発、世界のお金が ESG 投資に向かう、などの言葉を連日目にします。また、気候変動が我々の日常に及ぼす影響も見過ごせないレベルにまで地球環境は以前とは様変わりしています。
デジタル トランスフォーメーションはこれまでの仕事のやり方をデジタルを使って効率的にしたり、イノベイティブな挑戦をデジタルの力を使って行いますが、これらの実行や挑戦は SDGs のさまざまな目標達成に寄与しています。
1 つの身近な例としてはコロナ渦で大分浸透してきたテレワークというワークスタイルの変化があります。マイクロソフトの Teams を使って会議をしたり、入学式・卒業式のような学校行事や企業のイベントを行ったり、これまでは対面が当たり前だったこともリモートで実施できるようになりました。これらは通勤・移動というエネルギーの消費を抑え脱炭素に貢献をしています。
マイクロソフトでは昨年来、毎年恒例に対面実施してきたイベントを全てオンライン開催に切り替え、その効果を測定してきました。2,000 人超のイベントにおいてイベントに関連する炭素排出量を5,000t 近く削減したと推定されます。これは、1 日で約 40 万台の車を道路から取り除くことに相当し、ニューヨークのセントラルパークの半分以上の大きさである約 150 エーカーの森林を植えることによって 10 年間で吸収された炭素の量に相当します。出張をしないでオンラインでの会議に変更するなど、日々のワークスタイルの変化により積みあがる炭素排出量の削減効果は計り知れないものになります。今後は対面に劣らぬ、むしろ生産性を高めるような会議の在り方や準備の仕方などを含めて仕事への影響を考察する必要はもちろんありますが、テレワーク率が企業の評価に繋がる日もそう遠くはないと思われます。

デジタル トランスフォーメーションはクラウド コンピューターを基盤としたシステムやサービスを使うことが通例ですが、クラウド コンピューターを使うこと = 炭素排出量の削減にも寄与することになります。我々は巨大なクラウドのデータセンターを世界中に展開していますが、サーバーの冷却方法 (液浸冷却など)、エネルギー消費量削減、電源装置の燃料等々全てにおいて 2030 年までに脱炭素 (カーボン マイナス) になり、2050 年までには 1975 年に設立されて以来排出してきた炭素をすべて大気中から取り除くことを宣言しクリーン エネルギーへの転換などの取り組みを強化しています。ユニークな取り組みの 1 つはスコットランド沖での水中データセンターの実験です。現在ではこのコンセプトが実現可能であり、ロジスティック、環境、経済的に実用的であることを証明する長年の取り組みの最終段階にあります。既に実験を通して以下の効果が証明されています。

  • 100% 再生可能エネルギーグリッド上での確実な稼働
  • 複数種類の魚や海の生物にとって魅力的な生息場所となった
  • 冷たい海水をサーバーの冷却に使用: 数メートル下流で温度に影響を与えることなく、重要な淡水資源を利用することなく、空気よりも優れた冷却効率を実現
  • サーバー故障率: 陸上のコントロールグループの 8 分の 1 の割合。コンピューターの寿命は延び、コンポーネントや材料の交換の必要性が削減

このような実験だけではなく、もちろん地上のデータセンターやオフィス運用においてもさまざまな持続可能性に関する施策を実施しています。

  • データセンター内のサーバーとハードウェアを再利用および再利用するための独自の「Microsoft Circular Center」(循環センター) を構築し、データセンターとマイクロソフトのオフィスからの固形廃棄物の少なくとも 90%、およびすべてのプロジェクトの建設廃棄物と解体廃棄物の少なくとも 75% を再利用させる
  • スマートビルディングによる環境影響を最小化への取組み
    Azure IoT、AI によるデータ分析をフル活用した取り組みをマイクロソフト本社敷地内の 125 の建物 (広さ 500 エーカー、オフィスとラボ スペースが 60,000 人以上にサービス提供、100mW のピーク電力消費量と、年間 6,000 万ドルの光熱費) から始めました。消火器から、照明、会議室まで、あらゆるものにソフトウェア センサーを搭載し、1 日に 5 億件のリアルタイム トランザクションを分析して、プロセスを自動化し、エネルギー消費を削減すると同時に、問題や機器の故障を特定して予測します。初期の取り組みの結果、18 か月以内に年間のエネルギー使用量を 6〜10% 削減しました。更に最先端の新しい AI テクノロジを使用して、約 15% のエネルギーを削減。敷地内の雨水収集システムと廃棄物処理プラントにより、敷地内の非飲用水を 100% 敷地内のリサイクル水源から供給、統合された水管理システムは、雨水と廃水を管理して再利用、毎年推定 430 万ガロンの飲料水を節約しました。
    また、新しいオフィスビル建設プロジェクトでは、Azure ベースの Embodied Carbon in Construction Calculator (EC3) を使用して、建設資材に含まれる具体化された炭素 (建設中に排出される炭素) を評価、30% の削減目標を達成しました。これらの施策はパートナー様と協力して、スマートビルディング戦略としてお客様の運用の最適化 (エネルギーとコストの節約) を支援しています。IoT と AI を使用して、データを収集し、運用を可視化し、対処する必要のある異常を特定し、自律制御を可能にしています。

このような数々の実験や取り組みを元に「Microsoft Cloud for Sustainability」を 2021 年 7 月に発表しました。これを使用することで、炭素に関する記録、レポート、削減のプロセスを自動化および標準化して、持続可能性のニーズを満たすことができます。測定できないものを管理することはできません。これは、持続可能性に関して、今日の組織にとって特に困難な領域です。「Microsoft Cloud for Sustainability」は、お客様がデータを収集し、データを分析し、洞察を生み出し、環境面の記録と利害関係者への報告、リソース使用量の削減など、組織の持続可能性の目標を達成するための支援を行います。脱炭素のために何を変えなければならないのかを正確なデータや分析に基づき決定することが今後の脱炭素社会形成のためには非常に大切です。
現在、Azure および Dynamics 365 に焦点をあて上記の機能の提供をしております。
これからも折に触れて最新の持続可能性に関するトピックをお伝えしていきたいと思います。
Microsoft sustainability (英語)

Microsoft Cloud for Sustainabilityの説明画像

2. 今月の新着事例

新型コロナ ウイルスの流行は、デルタ株をはじめとする変異株の影響でいまだ終息の気配を見せません。引き続き、テレワーク環境の整備やデジタルを活用した人流の抑制は大きな課題となっています。
このような環境の中、デジタルの力を利用した地方創生の取り組みや、より安全で快適なリモートワーク環境の実現を通したハイブリッド ワークの取り組みも、再度拡大しています。今月はそのような取り組みの事例をご紹介いたします。

3. イベントのご案内

Microsoft Digital Trust Seminar 2021
デジタル トランスフォーメーション (DX) の推進には、IT 基盤を支えるセキュリティにも変革が必要です。コロナ禍をきっかけに、少しずつ世界が新たな社会の在り方を模索しつつある中、特定の企業や組織を狙ったサイバー攻撃はますます苛烈化・先鋭化しています。きたるべきハイブリッド ワークへの対応といった働き方の転換と連動して、企業におけるセキュリティの在り方も根本的な変革を求められています。
「Digital Trust Seminar 2021」は、コストとしてではなく、ビジネスを加速させるための最適なセキュリティ投資のためのヒントを、様々な観点からご紹介いたします。
昨年に引き続き、オンラインでの開催で事前登録により無料でご参加いただけますので、ぜひご参加ください。
こちらのリンクからお申し込みいただけます。

名称: Digital Trust Seminar 2021
~ビジネスを加速する、デジタルトラスト時代のセキュリティガバナンス~

主催: 日本マイクロソフト株式会社

日時: 2021 年 9 月 15 日 (水) 13:00~16:00
2021 年 9 月 16 日 (木) 13:00~16:00

対象: 企業・団体の IT、セキュリティ担当役員、部門長、またはそれに準ずる方

参加費用: 無料

お申込み・ご参加: https://aka.ms/DTS2021

日本語 (日本)
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