1902 年の創業以来、お客さまに寄り添うことで信頼関係を構築し続けている第一生命。その営業現場では約 3 万 5,000 人に上る生涯設計デザイナーが活動していますが、近年大きな課題になっていたのが営業活動に伴う事務負担の大きさでした。その負担を軽減し、生涯設計デザイナーの働き方を変えることを目指し、開発されたのが伴走支援型 AI「デジタルバディ」。顧客面談時の録音・文字起こしや議事録作成、営業活動のプラスになりそうなヒント提示、社内ドキュメントの照会、文章作成などの機能を提供しています。
デジタルバディは、マイクロソフトの支援のもと、PoC (概念実証) と PoB (現場でのビジネス実証) を重ねながら段階的に機能を拡充し本稼働しました。開発時に重視したのは、生涯設計デザイナーと試行錯誤を繰り返しながら、現場に受け入れられる仕組みを実現すること。また、「Human in the Loop」の考え方を採用し、人と AI がそれぞれの強みを発揮できる環境を構築。既に Azure をベースに構築されていた「ホーム クラウド」を活用することで、高い安全性と拡張性も確保しています。
デジタルバディは、生涯設計デザイナーの生産性向上だけでなく、顧客対応品質の向上にも貢献しています。顧客面談時の録音・文字起こし機能により、担当者はメモ取得に追われることなく顧客との対話に集中できるようになりました。また、面談内容が上司に速やかに共有されるため、帰社後の報告・指導の準備負担が軽減されるとともに、事実に基づく質の高い育成・支援が可能になります。さらに、文章作成機能や社内ドキュメント照会機能によって業務効率化を進め、お客さまへのより迅速で質の高い対応を支えます。
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