トヨタモビリティ東京グループの一員として、情報戦略と IT を活用した視える化で、自動車販売に関わる業務プロセスの革新を支援し続けているトヨテック。同社はその「視える化」に関する新たな取り組みをスタートしています。それは現場の作業状況をカメラで撮影し、それを生成 AI で言語化するというもの。作業者自身が作業報告を作成するという「価値を産まない」作業の撤廃が目指されたのです。その実現可能性を探るため、2025 年 8 月から札幌トヨタ自動車との PoC が進められています。
この PoC のため、トヨテックはカメラで撮影した動画から時系列の静止画を抽出し、それを生成 AI で分析・言語化するアプリケーションを開発・提供。その実行基盤としては Azure を活用しています。また作業撮影用のカメラとしては、現場に固定されたものに加えて、作業者の視線を追跡できるメガネ型の「POV カメラ」も活用。その視線座標データを映像に合成するアプリケーションは、GitHub Copilot を活用した自然言語からコードへの機能実装を行うことによって、わずか 2 日で完成させています。
POV カメラの視線座標データ合成アプリケーションによって、POV カメラ ベンダー提供の専用ツールでは 1 時間かかっていた合成処理を、わずか 5 分にまで短縮。これによって即時フィードバックが可能になりました。札幌トヨタ自動車では、これらのアプリケーションを作業記録の自動化だけではなく、熟練者と若手の作業内容の比較などにも活用し、その可能性を高く評価しています。トヨテックでは今後コスト ダウンなどに取り組みながら、より多くの販売店への展開を目指しています。
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