「チームワークあふれる社会を創る」ことを理念に掲げ、チームワークを支えるソフトウェアを開発し続けているサイボウズ株式会社。そのカスタマー本部では、サポート センターの業務量のコントロールが難しく、人員増も現実的ではないことが課題になっていました。この課題解決の手段として AI に着目。2023 年 8 月には、Azure OpenAI in Foundry Models (以下、Azure OpenAI) を活用した AI アプリ開発プロジェクトがスタートしています。
最初に開発された「過去の問い合わせ履歴をチャットで回答する」AI アプリは、わずか 2 か月でリリース。その後も複数の AI アプリをリリースし、より多くのデータを効果的に活用するための「データの整理・構造化」を Microsoft Fabric などを活用しながら実施しています。2025 年 10 月には、電話の会話内容を自動要約する AI アプリもリリース。ここでは Microsoft Foundry を活用し、業務処理を自動的に実施するエージェント的な AI アプリが実現されています。
電話の会話を自動要約する AI アプリによって、月間 450 時間の工数を削減。今後はさらなる自動化により ACW (After Call Work:平均後処理時間) をゼロにし、月間 600 時間の工数削減を目指しています。また、将来的にはカスタマー本部以外が保有するデータも活用し、それらから得られるナレッジを開発部門やマーケティング部門にも届けられる仕組みも計画。このプロジェクトは 2026 年 1 月にスタートしており、Foundry や Fabric が積極的に活用されています。
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