世界最大級の総合切削工具メーカーとして、世界中の顧客に高品質・高性能な製品と充実した顧客サポートを提供しているオーエスジー。ERP およびその関連として構築した DWH と Power BI Premium によりデータ分析基盤を運用していましたが、ERP / DWH ともに老朽化が進み性能面で限界を迎えていました。また ERP 以外のシステムから Power BI Premium へのデータ連携には複数ツールが使われており、それらの運用管理負担の増大やトラブル発生も大きな問題になっていました。
この問題を解決するために導入されたのが Microsoft Fabric です。現在では Fabric が Power BI Premium を包含しており親和性が高いことや、散在していたデータを一元管理できること、AI によるデータ活用も容易になることなどが評価されました。実際に Power BI Premium のワークスペースは、わずか 1 日で Fabric へと移行しました。旧 DWH からの移行も段階的に進められています。
従来は日次で行われていたデータ連携を Fabric を活用し、日次よりも短い間隔でのデータ連携を実現するための検証を進めています。また、Fabric の OneLake にデータを集約することでデータ運用の可視化や負担軽減も可能になるなど、さまざまなメリットが期待されています。目指しているのは、あらゆるデータを Fabric に集約することで、誰でも AI を活用しながら自在にデータ活用できる環境の実現。2029 年 12 月にはデータ基盤の完全移行が達成される予定です。
Microsoft をフォロー