「いつでも どこでも だれもが 安心してかかれる医療をめざします」を医療福祉宣言として掲げている松本協立病院。IT への先進的な取り組みを行っている病院としても知られています。最近では、院内の膨大なデータを活用しながら先端テクノロジーの恩恵を受けるために、ハイブリッド クラウドを医療 IT の「最適解」だと判断。しかし地方の病院は IT 人材を確保することが難しく、オンプレミス環境の運用負荷を下げながら、セキュリティ ポリシーの統一的な適用をどう実現していくのかが、大きな課題になっていました。
この課題を解決する上で重要な役割を果たしているのが、Azure ポータルからオンプレミス システムも管理できる Azure Arc です。松本協立病院のシステム課は発表時から Azure Arc に注目。2025 年 3 月に稼働を開始したデル・テクノロジーズの Azure Local 導入をきっかけに、Azure Arc による院内システムのクラウド連携を開始しました。さらにその上で Azure Virtual Desktop の仮想マシンを院内に展開する、といった取り組みも進められています。
ハイブリッド クラウドへのシフトは、大きなメリットがもたらされると期待されています。第 1 は、これまでリモート アクセスで使われてきた VPN からの脱却によるセキュリティの向上。第 2 は、パブリック クラウドの機能を使った院内 IT の運用管理とリモート メンテナンスによる人材不足への対応。そして第 3 が、ハイブリッド AI が活用可能になることです。機微な医療データは院内に置きながら、Azure OpenAI in Foundry Models が提供する AI モデルを利用するという取り組みが、すでに始まっています。
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