2024 年 5 月に策定した【TAISEI VISION 2030】達成計画で、デジタル ツイン (BIM/CIM + IoT)、AI、リモート技術をコア技術として掲げ、全社 DX 戦略を進めている大成建設グループ。構造化データ基盤として 2022 年度から運用している「統合データプラットフォーム:Taisei-DaaS」を非構造化データも扱える基盤にアップデートすると共に、AI アプリ開発の共通コンポーネントを集約した「AI 共通基盤」を整備することで、AI 利活用の加速を目指しています。
AI-Ready な基盤をどう構築すべきか、Taisei-DaaS の構築にも参画していたマイクロソフトに相談。そこで提案されたのが「AI Landing Zone」でした。大成建設はその提案にもとづき、マイクロソフトと共にアーキテクチャを検討。さらに PoC を実施し、その有効性を確認後、基盤の構築に着手します。実際のシステム設計と構築は、Taisei-DaaS を構築した富士通が担当。非構造化データを集約・活用し、全社で AI を利活用するための全社 AI 基盤の構築に取り組んでいます。
全社 AI 基盤の提供を 2026 年 1 月に開始。まだリリースから間もないため、定量効果は計測できていませんが、建設ライフサイクルの中で発生するさまざまな非構造化データを集約できる基盤が確立できたと評価されています。今後はこれを共通基盤として活用することで、AI アプリの開発期間を短縮すると共に、コストも削減できると期待されています。またガバナンスや規約も整備し、MCP や A2A の活用も視野に入れていきたいと考えています。
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